音楽療法士 池田さんの活動♪♪
2019年11月16日 / 桜十字の日常

こんにちは。

突然ですが、「音楽療法」ってご存知ですか?

音楽療法とは、音楽を通して心身のケアやQOL向上を目指すもの。

 

桜十字には音楽療法士がひとり在籍していて、桜十字グループの「桜十字病院」や有料老人ホームの「ホスピタルメント」各棟など、毎日様々な現場で音楽療法を行っています。

今回は、そんな音楽療法士の池田千紘さんの活動に密着してみました。

 

11月16日(土)。

この日の現場は、ホスピタルメントさくら西館プラス。

池田さんが、電子ピアノと楽譜の山を持ってロビーに現れました。

集まったのは、入居者約20名。80代~90代の方が多いようでした。

秋の歌や冬の歌、またクリスマスソングまで、池田さんがピアノを弾きながらみんなで歌いました。

池田さんはいつも笑顔で楽しそうに歌うので、参加者もつられて笑顔に(^^)

曲の間には、その曲にまつわるお話やクイズをしながらみんなでわいわいと盛り上がります。

ロビーには、歌声だけでなく楽しそうな笑い声も響きました♪

 

池田さんがお話するばかりでなく、外国の歌を歌ったあとには、

「海外に旅行へ行ったことはありますか?」と参加者に尋ね、その思い出を語ってもらうシーンも。

相手のことを知ることや、コミュニケーションを活性化させるきっかけを作っているように感じました。

驚いたのは、参加者への声の掛け方。

参加者がたくさん居るにも関わらず、声をかける際には「○○さんはどうですか?」と一人ひとりお名前で呼び掛けます。

後からお尋ねしてみたところ、これは「安心できる環境づくりの一環」とのこと。

「顔と名前を覚えてもらえることは、『ここは居心地がいいな、ここに居たいな』、という気持ちに繋がる。皆さんに安心感を与えたい。」という池田さんの想いがありました。

 

音楽療法の最後は「今日の日はさようなら」をみんなで歌って、お別れ。

楽しい時間が終わると、参加者は池田さんに「さようなら~」「またね~」と声をかけながらお部屋に帰ってゆきました。

 

終了後、西館プラスのヘルパーさんが居たので入居者さんの感想を聞いてみると、

「いっつも皆さん楽しみにされててね、『次はいつね?』ってしょっちゅう聞かれるんです。」とのこと。

 

入居者の皆さんの生活を音楽で彩る「音楽療法」というお仕事。

楽しんでもらうだけではなく、音楽を通じて信頼関係を築き、コミュニケーションの橋渡しにもなり、発語や手を動かすことでリハビリにも繋がる。

その深い魅力を感じました(^^)♪

 

**追記********************************

ちなみにこちらは↑西館プラス4階のリビングです。

テレビにソファに、(写ってませんが)コーヒーメーカーなど、まるでお茶の間!

ふだん個室で暮らす入居者の皆さんの、くつろぎの場となっています(^^)

 

人事部 御手洗 桜

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