2023年1月23日(土)に行われた「第28回国立病院機構熊本医療センター医学会」に、水野OTが桜十字病院代表として参加され、見事 ”優秀賞”を受賞されました!

演題:「iPad版コミュニケーションツールを活用して見えた本人にとっての意味のある作業~もう一度、家族に手料理を」

今回は、どのような発表をされたんですか

「手が治ればいい」という希望しか聞かれなかった患者さまに対し、ADOCを活用したことで、”本当にやりたいこと”を引き出すことができた事例を発表しました。

すごいですね! ADOCとはどんなツールなんですか

目標を設定する面談の際に使用するもので、趣味や社会参加なども含む生活動作に関する95枚の絵を患者さんと一緒に見ながら、その動作(作業)が患者さんにとってどれほど重要かを確認し、個人の生活に即した目標設定をサポートするツールです。

絵を使うことで、言葉だけではわからなかった”本当にやりたいこと”が見つけられるツールなんですね!

患者さま満足宣言にもあるように「患者さまの言外の希望をも」実現できるツールだと感じているので、このツールの良さをもっと多くの人に知ってもらいたくてこの演題にしました!

発表してみていかがでしたか

周りはほとんどドクターだったので、緊張しました。でも、急性期の内容はとても新鮮で面白かったです!

発表で大変だったことはありますか

東補佐の添削がとても厳しくて、涙がでそうになるくらいでした(笑) そのおかげで、優秀賞を取れたと思います。本当に多くの方に支えられました。この場を借りて感謝申し上げます。 

今後の目標は?

家族のことを第一に考えながら、仕事を頑張りたいと思います!

水野OTおめでとうございます!