意識障害、廃用症候群による寝たきり患者への生活行動回復を目的とする専門看護研究学会「日本ヒューマン・ナーシング研究学会」の学術集会が2021年11月6日(土)、熊本にて開催されます。
第17回目となる本大会の大会長を当院看護部長の濵田みね子が務め、大会事務局を桜十字が担当することとなりました。

開催概要

テーマ:創造的看護で変える患者の生活
開催日時:2021年11月6日(土)9:50~17:00(9:20より受付開始)
開催場所:シアーズホーム夢ホール(熊本県熊本市)

基調講演/講師 紙屋 克子先生(筑波大学 名誉教授)

時代の要請に応える生活支援技術の開発と普及
~常識を疑うことからの第一歩~

教育講演/講師 安田 広樹(桜十字病院 呼吸器内科医長・口から食べるプロジェクト マネージングドクター)

「亜急性期の治療戦略」
呼吸器センターと口から食べるプロジェクト

ランチョンセミナー/講師 小川 千代子先生(静岡徳洲会病院師長/NICD認定看護師)

「呼吸器離脱への挑戦」
呼吸器センターと口から食べるプロジェクト

一般参加の申込方法

下記のフォームからお申し込みください。(事前登録)
申込フォーム

参加費
会員 5,000円(当日6,000円)
非会員 6,000円(当日7,000円)
学生 1,500円(当日1,500円)

「第17回学術集会のご案内」にて詳細の流れをご確認いただけます。

演題参加の申込方法

一般演題(実践報告)を募集いたします。

テーマ:
看護事例の報告やケア体制上の管理的な内容、地域連携への工夫など遷延性意識障害や廃用症候群患者のケアに関すること全般。
締切:2021年7月31日(土)必着

書式:
Wordファイル/A4用紙1枚(フォントサイズ:11ポイント)
必ず要綱をダウンロードして詳細をご確認ください。

ダウンロード
抄録フォーマット・提出先などの詳細はこちら
演題申込書はこちら

抄録提出先:
fukura@hus.ac.jp

※発表者は日本ヒューマン・ナーシング研究学会会員に限ります(共同研究者はその限りではありません)

皆様のご参加・演題登録をお待ちしております。

学術集会に関するお問い合わせ

ヒューマン・ナーシング研究学会 学術大会事務局(桜十字病院)
担当 宮本友子
TEL: 096-378-1111(桜十字病院 代表)
Mail :jshnr17@sakurajyuji.jp

情報発信

SNS

ヒューマン・ナーシングを身近に感じてもらいたい!
日々の看護へのお役立ち情報や患者さまも看護師もWin-Winな看護など、
第17回学術大会 運営事務局から、さまざまな情報を発信します。
InstagramFacebook

第17回学術大会に関するお知らせや更新情報 Twitter

公式WEBサイト

日本ヒューマン・ナーシング研究学会WEBサイト


大会長よりごあいさつ

2025年、日本は超高齢社会に突入するといわれています。その2025年を目前に控えた今、医療者は患者さまの自立する力を引き出し、人間らしく生きる(生活できる)ためのケアを身につける必要があると痛感しています。そんな中、桜十字病院看護部では「生きるを満たす生活支援」を重点目標に掲げ、2020年より日本ヒューマン・ナーシング研究学会が推進しているNICD看護(生活行動回復看護)に取り組んでいます。

慢性期の看護観が変わった

これまで私たちは、安楽にみること、看護ケアによって今の状態を維持することが慢性期の看護だと思ってきました。さらに、経験を積むごとにケアの“限界”を知ってしまうことで、患者さまの回復をあきらめてしまっていたのではないかと思います。しかし、NICD看護はそうではありませんでした。長期の寝たきり状態から、拘縮を改善できた例や生活行動の一部を自立に移行できた例を、わずか1年間の取り組みの中でいくつも目の当たりにしてきたのです。患者さまの生活行動を、リハビリではなくケアで回復させることができる。それは、私たちにとって大変大きな衝撃でした。

医療者としての誇り・やりがいが感じられるケアを

医療者は、患者さまの命を預かる重責を負っています。さらに日々の業務に追われながら、上に述べたようなあきらめや無力感を感じたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。業務に忙殺されてしまうのではなく、自分たちのケアで患者さまが良くなる喜びと「看護師、介護士になってよかった」という充実感を、1人でも多くの医療者に感じてもらいたいと願っています。

創造性をはたらかせて

日常のケアの中でNICD看護のケア技術や手技を実践するのに、まとまった時間を設ける必要はありません。いつものケアに取り入れるだけで患者さまが変わる、そんな看護技術です。しかし、このケアを実践するためには、「この患者さまは、こうなることができるのでは」といった可能性を発見し、経験の先入観を取り払って創造性をはたらかせながら、科学的なエビデンスに基づいたケアを行うスキルが求められます。そのマインドセットやさまざまな実践例に触れ、ケアへのヒントを得ていただけるような大会になるよう、本大会を通して取り組んでまいります。臨床でケアに携わる看護師や介護士の皆様、医療の仕事を志す学生の皆様方の多くのご参加を、心よりお待ちしております。

日本ヒューマン・ナーシング学会 第17回学術集会 大会長
桜十字病院 看護部長
濵田 みね子