排尿ケアを考える会を開催しました
3月2日(土)に第1回排尿ケアを考える会を行いました。
これは当院の泌尿器科 吉田正貴医師より、医療従事者向けに熊本県の排泄に関わる方の発信、情報交換、勉強の場になって欲しいとの思いから開催されました。
当日は、看護士、セラピスト、ケアワーカーなど、多職種の方々にご参加いただきました。
始めに吉田先生による「排尿ケアについての基礎知識」、山本看護師による「尿道留置カテーテルの挿入と管理」、川上ST、田上PTによる「Let’s トライ!排尿に対するセルフケア」の講義を行いました。
2部では3つの班に分かれ、排尿ケアの実践として、導尿の実際、 膀胱留置カテーテル使用時の移乗
、排泄ケア用品を取り扱っている会社の方に来て頂き、実際のケア用品の紹介を行いました。
特に膀胱留置カテーテル使用時の移乗については、実際の病床の状態などで患者さまへの負担が変わるなど、様々な意見が飛び交い、より深く考えられる機会を得られました。
講義後のアンケートでは「今まで問題と思っていなかった事が大きな問題や尿路感染の原因になっていたかもと知りました」「勉強したことを施設のスタッフと共有していきたいです」など、勉強になったというお声を多くいただきました。
排尿ケアを考える会は引き続き開催していく予定です。
排泄は生きる上でかかせない行為です。患者さまの抱えている悩みや、もっとより良いケアの提供のために、同じ医療従事者同士で相談しませんか?
ご参加お待ちしております!